川島素晴 works vol.4 by 木ノ脇道元
東京都- イベント詳細
- チケット情報
2017年に始動した川島素晴による作品個展シリーズ「川島素晴 works」は、中学・高校同期の菊地秀夫、大学同期の神田佳子、大学時代に出会った3名による双子座三重奏団、という具合に自身の来歴を辿るように、共同する個人、団体を招いて企画を進めてきた。2020年の第4回に登場頂くフルーティスト木ノ脇道元は、大学の2年先輩であったが、深くコラボレーションを開始するのは1996年、木ノ脇が川島の作品個展を企画したことに始まる。彼はその後1999年にも川島個展を企画したが、いずれもフルートの表現を究極的に拡張する内容だった。それから20年余を経て、2回の作品個展を中心にこれまでの共同作業をダイジェスト的に回顧し、さらにテルミンとフルートを同時に演奏する仕掛けによる新作を問うことで、これまでの共同作業の更に先をいく、新しいフルート音楽の可能性を示す。また、自身作曲家でもある木ノ脇に、川島が大学入学前から取り組んできた「Exhibition」のアイデア(器楽奏者による音響彫刻を「上演」する)による新作を委嘱した。シリーズの集大成でもある豪華出演陣を得て、究極のコラボレーションを実現する。
【プログラム】
◆川島素晴/Brain Flute Cycle (1991-96/サイクルとしての初演)
Manic Psychosis I (1991-92) [Fl]
夢の構造IIb (1994) [Fl(+Bs,Pi), Trb]
ポリプロソポス I (1995) [Fl(+Bs,Pi), Cl, Mar, Pr-Pf]
◆川島素晴/視覚リズム法II (1996/99) [Alto Fl, Performer]
◆川島素晴/Manic Psychosis III (2003) [Picc, Cl, Bsn, Trp]
(休憩)
◆川島素晴/スケルツォ(ベートーヴェン「第9交響曲」による)(1997) [Fl(+Pi), Per, Performer]
◆川島素晴/「パリで1998-記憶と縁」抄 (1998/2020 組曲版初演) [Fl(+Bs,Pi,Al), Pr-Pf]
◆川島素晴/木道 (2020/新作初演) [Fl (with Theremin)]
◆川島素晴/フルート協奏曲(cond.act/konTakt/conte-raste II)(1999) [Fl solo, Cl, Vn, Vc, Per, Pf, Cond.actor]
◆木ノ脇道元/Exhibition 2020 [出演者全員](プログラム全体に30秒の演奏を適宜配置)
【出演】
木ノ脇道元(各種フルート)
川島素晴(プレペアドピアノ、cond.actor、パフォーマー)
菊地秀夫(クラリネット)、塚原里江(バスーン)、曽我部清典(トランペット)、村田厚生(トロンボーン)、神田佳子(打楽器)、大須賀かおり(ピアノ)、甲斐史子(ヴァイオリン、ヴィオラ)、多井智紀(チェロ)
主催:川島素晴 works 実行委員会
助成:国立音楽大学個人研究費(特別支給)、公益財団法人 野村財団、芸術文化振興基金助成事業、公益財団法人 東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
舞台監督:鈴木英生(カノン工房)
照明:須賀谷沙木子
制作:福永綾子(ナヤ・コレクティブ)
【新型コロナ禍における来場者へのお願い】
会場の感染拡大防止対策に従い、以下へのご協力をお願いいたします。
1)37.5℃以上の発熱、体調不良のほか、感染の疑いがある場合は来館をお控えください。
2)マスクを着用してください。マスクのない方はご入場できません。
3)入館時は手指の消毒をしてください。
4)ロビー等では(同居家族以外の)お客様とはできるだけ2m(最低1m)の間隔を空けてください。
5)客席は、安全に考慮し、使用座席数を減らしております。
6)終演後、出演者とのご面会はご遠慮いただく場合があります。また花や差し入れはお控えください。
7)緊急時には、お客様の情報を必要に応じて保健所等への公的機関へ提供することがあります。あらかじめご了承ください。
- 開催日
- 2020年09月17日(木)
- 主催または登録者
- 足立綾子
- イベントのお問い合わせ
お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
お問い合わせフォーム- その他
当日券の発売はありません。必ず前売り券をお求めください。
新型コロナ感染症へのガイドラインに添って、必ずアンケートにて本名とご連絡先電話番号のご入力をお願いしております。ご協力をお願いいたします。
- 開場 18:15 / 開演 19:00
●前売りチケット(一般)
料金3,000 円
- 開場 18:15 / 開演 19:00
●前売りチケット(学生)
料金1,000 円