Salicus Kammerchor×La Musica Collanaジョイントコンサート 《Concerto×Concerto!!! 〜教会カンタータとその背景〜》【東京公演】
3,500円
2,500円
- イベント詳細
- チケット情報
J. S. バッハとそれ以前の声楽曲を専門とする室内合唱団Salicus Kammercorと、イタリアバロックのコンチェルトを主たるレパートリーとする室内オーケストラLa Musica Collanaがこのたびジョイントコンサートを催すこととなりました。
メインプログラムはJ. S. バッハの教会カンタータです。前半のそれぞれの単独ステージでは、バッハ以前の大家の作品を取り上げ、声楽と器楽の両面から、バッハのカンタータが生まれた背景を体験していただけるようなプログラムを構成いたしました。
演奏会タイトルにある“Concerto”は、一般的に知られている器楽の「協奏曲」という意味の他に、バロック期には、対比の原理を特徴とした声楽曲という意味にも用いられました。また現在バッハの教会カンタータと呼び慣わされている作品群も、今回演奏する2曲がそうであったように、バッハ自身は通常“Concerto”とタイトルを付しました。
今回声楽団体、器楽団体が共演するにあたって、この「器楽曲としてのコンチェルト」、「声楽曲としてのコンチェルト」、そしてそれらがまさに協奏する「教会カンタータとしてのコンチェルト」という3つの顔を持つコンチェルトを表現して、演奏会タイトルを“Concerto×Concerto!!!”と致しました。
瑞々しく、美しくも激しいConcertoの世界をご期待ください!
【曲目】
Salicus Kammerchor
グレゴリオ聖歌:聖霊降臨祭後第15主日のための入祭唱《主よ、我に御耳を傾けたまえ》
H. イザーク(ca. 1450-1517):聖霊降臨祭後第15主日のための入祭唱《主よ、我に御耳を傾けたまえ》
G. P. da パレストリーナ(ca.1525-1594)作曲/J. S. バッハ(1685-1750)編曲: ミサ《シネ・ノミネ》より「キリエ・グローリア」
J. H. シャイン(1586-1630):《なぜ悲しむのか、我が心よ》
H. L. ハスラー(1562-1612):《なぜ悲しむのか、我が心よ》
La Musica Collana
A. ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲集《調和の霊感》 Op.3より第7番 『合奏協奏曲 ヘ長調』 RV 567
J. S. バッハ :『ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ハ短調』 BWV 1060a
Salicus Kammerchor & La Musica Collana
J. S. バッハ:カンタータ第47番《高ぶるものは低くされ》 BWV 47
J. S. バッハ:カンタータ第138番《なぜ悲しむのか、我が心よ》 BWV 138
※やむを得ない事情により出演者・曲目が変更になることがございます。あらかじめご了承ください。
【出演】
Salicus Kammerchor
東京藝術大学バッハカンタータクラブのメンバーを中心に、2015年に結成。中世、ルネサンス、バロック期までの宗教声楽作品、特にJ. S. バッハの作品を演奏することを目的とする。
団体名のSalicusは、装飾を伴うとされる上昇の「ネウマ」の名称に由来する。「ネウマ」とは、10世紀頃のグレゴリオ聖歌の記譜法である。Salicus Kammerchorでは、この歌心の粋を集めた「ネウマ」を解釈し、その歌唱法をグレゴリオ聖歌のみならず、ポリフォニー、そしてJ. S. バッハの演奏にも生かしていく。
いわゆる古楽的アプローチに甘んじることなく、むしろそれに対し常に疑問を投げかけながら、音楽の核心に迫る為に様々な角度からアプローチを試みる。特にJ. S. バッハの作品は、非常に広大なバックグラウンドを有し、ある一つの尺度では計れない多様性を持っている。そのためあらゆる可能性を排除せず様々な価値観を受け入れながら、先入観に囚われない柔軟な演奏解釈を目指す。
公式ホームページ:http://salicuskammerchor.wix.com/main
Facebook:https://www.facebook.com/salicus.kammerchor/
Twitter:@Salicus_kc
指揮:櫻井元希
ソプラノ:金成佳枝、鏑木 綾、高橋 慶
アルト:岩渕絵里、輿石まりあ、富本泰成
テノール:金沢青児、佐藤 拓、沼田臣矢
バス:青木海斗、小池優介、谷本喜基
オルガン:村尾芽衣
La Musica Collana
古楽オーケストラ《La Musica Collana》はヴァイオリニスト丸山韶の呼びかけにより国内外で活躍する古楽奏者たちが集い、2014年に結成。プログラムは主にイタリアン・バロックの器楽曲を取り上げ、協奏曲作品に焦点を当てたシリーズ【Baroque Concerto Festival】を定期的に開催している。
団体の名である《Collana》はイタリア語で首飾りを意味し、バロック音楽の煌びやかな装飾、そしてメンバーの志が一つとなるように、という想いが込められている。
公式ホームページ:http://lamusicacollana.web.fc2.com/
ヴァイオリン:丸山韶、吉田爽子、天野寿彦、佐々木梨花
ヴィオラ:佐藤駿太
チェロ:島根朋史
ヴィオローネ:角谷朋紀
オーボエ:小花恭佳、小野智子
チェンバロ:鎌田茉帆
- 開催日
- 2016年10月26日(水)
- 主催または登録者
- Salicus Kammerchor
- イベントのお問い合わせ
お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
お問い合わせフォーム
- 開場 18:30 / 開演 19:00
●予約(一般)
前売券:3,500 円
当日券:4,000 円
- 開場 18:30 / 開演 19:00
●予約(学生)
前売券:2,500 円
当日券:3,000 円(当日は学生証のご提示をお願いいたします。)