楽園の小さな庭 -歌と中世楽器で綴る聖なる時間(とき)-

東京都

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12世紀から13世紀にかけてのヨーロッパで生まれた宗教音楽作品を中心に、当時の響きを現代に再現することを目的とするものです。プログラムには、神秘的な旋律と詩的な言葉で知られるヒルデガルト・フォン・ビンゲンの作品、スペイン・ブルゴスの女子修道院に残されている《ラス・ウエルガス写本》、そしてパリ・ノートルダム楽派の巨匠ペロタンの音楽を取り上げます。
 いずれも素晴らしい音楽遺産で、西洋音楽史上とても重要なレパートリーです。 演奏には歌に加え、ポルタティフ・オルガンおよびプサルテリウムといった当時の楽器を用います。これらの楽器は中世の典礼や世俗音楽に広く用いられながらも、現代ではその実演に接する機会が極めて限られています。
 本公演では、それらの音色を通して、中世音楽がもつ透明な神秘に満ちた響きを体験していただくことを目指します。 情報量の限られた当時の人々がいかに深く豊かな感性を持ち合わせていたことを感じ取っていただける機会となることを願っております。

<Hildegard von Bingen ヒルデガルト・フォン・ビンゲン>
O viridissima virga おお、いと気高き緑よ
O frondens virga  おお、緑萌える若枝よ

<Pérotin ペロタン>
Beata viscera 祝せられし御胎

<Codex Las Huelgasラス・ウエルガス写本より>
Flavit auster  南風が吹き
In virgulto gracie 恵の園にて 他

出演者
井上美鈴 うた / 三好美穂 プサルテリー・ポルタティフオルガン
開催日
2026年03月01日(日)
主催または登録者
おだわら古楽
会場
3F・音楽室(東京都)
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開場 13:45 / 開演 14:00
●予約(一般予約)

料金3,000 円

開場 13:45 / 開演 14:00
●予約(学生)

料金2,000 円

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