即興演奏会Vol.3×噺

「即興演奏会」は国内でも珍しい即興演奏のみを行う公演である。
楽譜も無し、事前の打ち合わせも無しの1本勝負。
若き音楽家による本気のパフォーマンスで、音楽の核心に迫っていく。
今回は新たにバリトン歌手の折河宏治を迎え、「即興ミニオペラ」という新たな挑戦に踏み出す。
何が起こるか誰にも分からない。偶然とも必然ともいえる怒涛の展開に期待。
逃すな・・・究極の音楽体験を！！

【プログラム】
即興ミニオペラ、コメディ即興、参加型即興セッション　など

【チケット】
全席自由
前売：1,500円
当日：2,000円
※当日窓口でお支払い後（現金のみの取り扱い）、ご入場いただきます。

【ゲストプロフィール】
折河宏治（バリトン）
国立音楽大学卒業。 同大学大学院修了。第14回日本モーツァルト音楽コンクール第３位。
藤原歌劇団公演《イル・カンピエッロ》、《蝶々夫人》、《セヴィリアの理髪師》に出演。また日生劇場公演では《ジャンニ・スキッキ》、《利口な女狐の物語》、《魔笛》、《フィガロの結婚》に出演。2011年度エリザベト音楽大学着任後は、西日本に拠点を移してオペラやコンサートなどで精力的に活動中。ひろしまオペラ・音楽推進委員会主催公演では、《遣唐使》、《カルメン》、《リアの物語》、《フィガロの結婚》、《ジャンニ・スキッキ》、《班女》、《ドン・ジョヴァンニ》に出演。2015年、2020年及び2022年に広島サンプラザホールで開催の「サタケ第九ひろしま」のソリストを務める。第37回県民文化奨励賞受賞。エリザベト音楽大学准教授。

川上統（作曲家）
1979年生まれ。東京生まれ、広島在住。
東京音楽大学音楽学部音楽学科作曲専攻卒業、同大学院修了。作曲を湯浅譲二、池辺晋一郎、細川俊夫、久田典子、山本裕之の各氏に師事。2003年、第20回現音新人作曲賞受賞。2009、2012、2015年に武生国際音楽祭招待作曲家として参加。2018年秋吉台の夏現代音楽セミナーにて作曲講師を務める。2021年ピアノトリオ組曲「甲殻」のCDがコジマ録音より発売され、雑誌「音楽現代」において推薦版に選ばれる。作曲作品は200曲以上にのぼり、曲名は生物の名が多い。好きな作曲家はG.フォーレとC.ナンカロウ。
チェロやピアノや打楽器、エレクトロニクスを用いた即興も多く行う。
現在、エリザベト音楽大学准教授、国立音楽大学非常勤講師。

【団体プロフィール】
即興演奏会
国内でも類を見ない、常に新しい音楽体験を提供し続ける若き即興演奏家集団。
2024年2月に初の自主公演である「即興演奏会Vol.1」を開催(ゲスト:川上統(作曲家))。また5月には和楽器奏者の宮奥絃を迎え「即興演奏会Vol.2×和」を行う。8月にはジャズ・バーにてライブイベント「Improvisation Live」シリーズを開催。
今後は広島市・東広島市を拠点に公演やワークショップなどを行い、即興演奏の魅力や演奏の実践的・教育的な方法を広めることを目標としている。

【主催・助成・後援】
主催：即興演奏会
助成：くららパートナーシップ事業
後援：東広島市、東広島市教育委員会、中国新聞社、プレスネット、FM東広島89.7MHz、エリザベト音楽大学