イタリアバロック音楽の変遷vol.41,vol.42 ~リコーダーとチェンバロによる ヴェネツィア共和国~ 2回通し券
東京都- イベント詳細
- チケット情報
vol.41(3月)
ヴィヴァルディ:リコーダー・ソナタト長調RV806
リコーダー・ソナタヘ長調RV52
ガスパリーニ:ソナタニ短調
D.スカルラッティ:ソナタハ短調K.37
他
vol.42(7月)
カステッロ ソナタ第1番
リッチョ リコーダーのためのカンツォン
ピッキ:トッカータ
G.ガブリエーリ:第2旋法のトッカータ
他
※都合により曲目が変更になる場合がございます。ご了承ください。
~リコーダーとチェンバロによる『ヴェネツィア共和国』~
17、18世紀のイタリア音楽に様々な角度から光を当て、その魅力を発見してきた
「イタリアバロック音楽の変遷」シリーズ。vol.41,42は、文化都市『ヴェネツィア
共和国』が生んだ二人の偉大な作曲家、アントニオ・ヴィヴァルディとダリオ・
カステッロを軸に据え、彼らが生きた時代のヴェネツィア共和国の室内楽の魅力を
浮き彫りにします。
ヴィヴァルディがテーマのvol.41では、彼による2曲のリコーダーソナタを取り上
げます。協奏曲とはひと味違うヴィヴァルディの筆致、また、ガスパリーニ、
アルビノーニなど、同時代のヴェネツィアに生きた作曲家達の作品を通して
ヴィヴァルディの独自性、また、18世紀前半のヴェネツィア室内楽の多様性と
変化に迫ります。
vol.42はカステッロがテーマです。17世紀前半のペストの流行により28歳で
この世を去るまで、サン・マルコ大聖堂の楽器奏者の若きリーダーとして
活躍したカステッロ。長い間、謎とされていた彼の人物像が近年の研究で
浮かび上がってきました。カステッロによる当時の最新のスタイル「ソロと
通奏低音」のための2曲のソナタ、思わぬところでカステッロとリンクしている
リッチョやマリーニによる作品、また、鍵盤作品ながらカステッロと似た語り
口を持つピッキによる「トッカータ」など、音楽が大きく変化してゆく時代の
『ヴェネツィア共和国』の響きをお楽しみいただけましたら幸いです。
- 出演者
- 太田光子(リコーダー) / 平井み帆(チェンバロ)
- 開催日
- 2024年03月03日(日) 〜 07月21日(日)
- 主催または登録者
- ミューズコンサート企画
- イベントのお問い合わせ
以下より主催者へお問い合わせください。
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- 2024年03月03日(日) 13:30開場 / 14:00開演
2024年07月21日(日) 13:30開場 / 14:00開演●前売りチケット(イタリアバロック音楽の変遷vol.41,vol.42 ~リコーダーとチェンバロによる ヴェネツィア共和国~2回通し券)
料金7,500 円(前売り)