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Lumen! ~光よ!~ 12世紀フランスにおける聖母マリアのお清めの祝日の典礼音楽

千葉県

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1063年にパリのシテ島の東側に当時の司教モリス・ド・シュリーの監修そして教皇アレクサンドル3世の臨席のもと、親石が置かれ、新しいカテドラルの建築が始まりました。当時としては最新の技術を駆使したモダンな「ゴシック様式」で設計されていたのです。この新しく建てられるこの大聖堂は聖母マリアに捧げられることとなり、ノートル・ダム大聖堂と呼ばれていました。
この新しい大聖堂を中心にして、パリは、文化の中心となっていきました パリ大学には多くの学生が最新の思想、理論、技術を学ぶために勉学に励んだのです。その中にAnonimous IVと称する英国人の留学生がかつてのパリ、ノートル・ダム大聖堂の優れた音楽家であるoptimus organista(最高のオルガヌム作曲家)と呼ばれたレオナンとoptimus discantor(最高のディスカントゥス作曲者)と呼ばれたペロタンの名を自身の著書に記しています。12世紀にこの二人を中心に繰り広げられた音楽活動はノートル・ダム楽派と呼ばれます。彼らの作曲した音楽形式はオルガヌム、コンドゥクトゥスというもので、音楽史上新しい多声音楽のスタイルです。
今回は800年ほど前にノートル・ダム大聖堂で響いていたこの音楽を中心に、日本では唯一の女声によるアカペラ中世音楽アンサンブルが現在ではほとんど演奏されることのない幻の様な作品の数々を、西洋の大聖堂の様な響きと空間を持つ千葉市美術館さや堂ホールにて演奏いたします。

マリアのお清めの祝日

現在では「主の奉献」と呼ばれ、ローマ・カトリック教会では2月2日に制定されている祝日です。聖母マリアが幼子キリストを抱いて産後の浄めを受けるために神殿に入った際に、老人シメオンが、キリストを抱いて神に賛美を捧げた事を祝います。

プログラム
グレゴリオ聖歌 
   シオンよ、あなたの花嫁の部屋を飾れ
   諸国の民を照らす光よ
   けがれなく、完全で、貞淑な方、マリア
ノートル・ダム楽派の多声音楽
   喜べ、おとめマリアよ
   きょう、祝福されたおとめマリアは
   めでたし、おとめの中のおとめ
                 他

演奏
   Musica paraphonista / ムジカ・パラフォニスタ
   夏山美加恵、安邨尚美 (Cantores)
夏山美加恵(ブラバンツ音楽院/デンハーグ王立音楽院 修了)と安邨尚美(フォンティス音楽院 修了)は、オランダで古楽声楽・古楽声楽アンサンブルを学び、それぞれ卒業後も欧州・日本で中世典礼音楽の研究/演奏活動を続けた。2019年より日本における2人での演奏活動を開始、また講習会等を開催しながら中世音楽、またそれらの音楽に適したモーダル唱法の紹介・普及に努めている。

新井道代、糸川絵美、井上美鈴、寺村朋子、望月桂子、横山沙由子 (Schola)

主催 Musica paraphonista
後援 千葉市 千葉市教育委員会

出演者
Musica paraphonista
開催日
2024年02月03日(土)
主催または登録者
夏山美加恵
会場
さや堂ホール(旧 川崎銀行千葉支店)(千葉県)
イベントのお問い合わせ

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開場 13:30 / 開演 14:00
●予約(一般)

料金4,000 円(予約のみ)

開場 13:30 / 開演 14:00
●予約(学生)

料金2,500 円(予約のみ)

開場 17:30 / 開演 18:00
●予約(一般)

料金4,000 円(予約のみ)

開場 17:30 / 開演 18:00
●予約(学生)

料金2,500 円(予約のみ)

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