みのりてんデュオ・デビューコンサート

「みのりてんデュオ」デビューコンサートは、その名前の由来となった「ミノリテン修道院所蔵の手稿譜」に焦点を当てます。この手稿譜には、17 世紀後期、ビーバーやシュメルツァー、ベルターリなどが作曲したヴァイオリンと通奏低音のためのソナタが102 曲収められています。
今回は中でも、作曲者不詳のものやこの手稿譜にしかない曲から特別に選んだものを私たちのお気に入りの作品と合わせて演奏いたします。また、二人が興味を持ち得意としてきた、新作初演（作曲家/ チェンバロ奏者/ 指揮者である根本卓也氏の作品）も行います。渾身のプログラムをどうぞお楽しみください！

＊プログラム＊
◆P. F. べデッカー： ソナタ ニ短調 (1651)
◆A. ベルターリ: チャコーナ ハ長調
◆H. I. F. ビーバー： ソナタ第6番 ハ短調C143（ 1681)
◆ミノリテン修道院所蔵の手稿譜MS.XIV 726より
　-第４番 作曲者不詳： ソナタ ニ長調
　-第68番 作曲者不詳： 時計の音楽
　-第82番 作曲者不詳： コラール「暁の星はいと麗しきかな」に基づくソナタ
　-第90番 B.ヴィヴィアーニ： ソナタ イ短調
◆J. H. シュメルツァー： カッコウ
◆根本卓也： (新作、２０２３）

＊出演＊
出口実祈（バロック・ヴァイオリン）、上田朝子（テオルボ）

休憩、短いトークあり1時間半のコンサートです。