イタリアへの憧憬~18世紀ロンドンのイタリア趣味~
4,000円
2,500円
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【Italophilia: イタリアの文化、芸術、思想を好み、賞賛し、模倣すること】
絵画、建築、音楽、あらゆる分野においてイタリアは、中世・ルネサンスからバロック時代にかけて常に流行の最先端であり、ヨーロッパ諸国の憧れ、理想でした。
1689年の名誉革命後、経済的繁栄を迎えたロンドンには、多くの音楽家が名声と富を求めてイタリアから海を渡り、N.マテイス、F.ジェミニアーニ、パラディエスなどの優れた演奏家たちは、忽ち音楽愛好家達に保護され、ソリスト、教師として活躍し、数多くの作品を出版しました。
また、当時の青年貴族の教育の一環であったグランド・ツアーGrand Tourもロンドンのイタリア音楽の需要に一役買いました。ローマやヴェニスを訪れた彼らの旅の土産には絵画や家具だけでなく、最新の出版譜、そして音楽家自身も持ち帰られました。
なかでも、コレッリのヴァイオリン・ソナタ作品5に代表されるイタリア様式の独奏ソナタはイギリスでは「ソロSolo」と呼ばれ、独自の発展を遂げます。
本プログラムでは、ロンドンで出版されたイタリア人作曲家の作品だけでなく、ジェミニアーニの弟子で神童と謳われたM.デュブルグの未出版の変奏曲、オペラの巨匠ポルポラとローマの名チェリスト、G.B.コスタンツィによる6曲のセットからコンチェルト風チェロ・ソナタ、独自の魅力を持つイギリス人作曲家リチャード・ジョーンズのヴァイオリン・ソナタなど、音楽の都で華開いた弦楽のための「ソロ」作品の数々をお楽しみ頂きます。
N.マテイス:ソナタ ハ長調
A.コレッリ:ソナタ第10番 ヘ長調 op.5-10(M.デュブルグによる装飾付)
R.ジョーンズ:ソナタ第4番 イ短調 op.2-4
F.A.ボンポルティ:インヴェンション第4番 ト短調
N.ポルポラ/G.B.コスタンツィ:ソナタ第6番 ト長調
E.ジェミニアーニ:ソナタ第1番 ニ長調op4-1
P.D.パラディエス:ソナタ第9番 イ短調
- 開催日
- 2023年08月11日(金祝)
- 主催または登録者
- ミューズコンサート企画
- 会場
- 今井館聖書講堂
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- 開場 13:30 / 開演 14:00
●前売りチケット(全席自由)
前売券:4,000 円
当日券:4,500 円
- 開場 13:30 / 開演 14:00
●予約(全席自由)
前売券:4,000 円
当日券:4,500 円
- 開場 13:30 / 開演 14:00
●前売りチケット(全席自由(学生券))
前売券:2,500 円
当日券:2,500 円
- 開場 13:30 / 開演 14:00
●予約(全席自由(学生券))
前売券:2,500 円
当日券:2,500 円