アンサンブル・イレーヌ「フルートソナタの潮流」

イタリアで生まれた「ソナタ」は、フランスでフルートと出会い、さらに東へ北へと広がってゆく…。
18世紀前半、一世を風靡したバロックのフルートソナタ。
フランスの作品を中心に、有名曲からスウェーデン発の名曲、作者不詳の秘曲まで、トラヴェルソとテオルボのデュオによる演奏で、その様々な表情をお楽しみください。

プログラム
J.-M. オトテール：組曲, ソナタ ロ短調 Op.5-4
J.-M. ルクレール：ソナタ ト長調 Op.9-7
J.F. ルーマン：『12のフルートソナタ』より
G.F. ヘンデル：ソナタ ホ短調 HWV 359b; Op.1-1b
1735年頃出版の作者不詳のソナタ集より ほか

《アンサンブル・イレーヌ Ensemble Irène》
2015年に結成された、相川郁子（フラウト・トラヴェルソ）と上田朝子（リュート／テオルボ）のデュオ。
18世紀初頭、フランスの王侯貴族の間でもてはやされた二つの楽器で、親密で繊細な音の世界を追求している。
上田朝子が欧州在住、コロナ禍で帰国できなかったため、この公演は約3年ぶりとなる。

★本公演はチケットレス方式です。当日、会場にて入場料をお支払いください。事前にご予約いただいたお客様は、「前売り」料金でご入場頂けます。