J.S.バッハ「クリスマス・オラトリオ」全曲演奏会

J.S．バッハ「クリスマス・オラトリオ」全曲演奏会
Weihnachts-Oratorium BWV284

「クリスマス・オラトリオ」はドイツで人気があり、日本の年末の「第九」ように12月なると最も多く演奏されている作品です。希望と歓喜にあふれたキリストの誕生の物語を、バッハは輝きに満ちた音と心地よい暖かな響きで描いています。わき上がる讃美を熱烈に歌う合唱、聖書の言葉を深い感動をもって語る福音朗読者(エヴァンゲリスト)。キリストへの愛、信仰、栄光などを深く内面を掘り下げながら歌うソリスト。そして、さまざま場面をオーケストラが精彩かつ豊かに支えます。

＜出演者＞　　　　　　　　　　　　　　　
【指揮】 四野見 和敏
【ソリスト】
ソプラノ／小松 奈津子　佐藤 裕希恵 アルト／高橋 幸恵　横町 あゆみ
テノール／久保田 敏生　曽部 遼平　町村 彰　バス／駒田 敏章 落合 一成　

【合唱／ヴォーカル・コンソート東京】
Sop. 池田 真紀　石井 実香 大森 彩加　小松 奈津子　佐藤 裕希恵　高山 ゆみこ　
　　 寺田 悠子　森川 郁子　　
Alt. 古賀 裕子 佐藤 智子　新明 裕子　高橋 幸恵 横町 あゆみ　渡辺 新和　　
Ten. 荒木 俊雅　曽部 遼平 久保田 敏生　町村 彰　山中志月
Bass.阿部 大輔　 落合 一成　駒田 敏章　目黒 知史　和田 央

【管弦楽／VCTバロック・オーケストラ】

ヴォーカル・コンソート東京(Vocal Consort Tokyo)
指揮者の四野見 和敏が2014年に設立したプロフェッショナルな合唱団。オーディションで選ばれた若手声楽家で編成されている。バロックからロマン派、そして近現代のアカペラの合唱曲をレパートリーに持つ。様々な時代の作品に対応するために、その時代が求める時代様式や歌唱法の統一に重点を置いている。この合唱団の響きはHomogenität（同質性・均質性）があり、澄んだ柔らかな音色を持っている。音楽批評誌「メルキュール・デザール」では「純度の高い演奏。クリアかつ豊饒な響きに圧倒される」と評価されている。