武久源造×幡谷幸子【目覚めるそよ風〜ウィーンから来たスクエア・ピアノの調べ】

７メートルの天井と木の温もり、ヨーロッパの教会を思わせる、成城の隠れ家サローネ・フォンタナ。その最高の音響空間で１８３０年代ウィーンで作られたオリジナルスクエア・ピアノの調べを、ピアノ連弾、ソロ、歌曲演奏でお楽しみ下さい。

【出演】フォルテピアノ：武久源造　幡谷幸子　ソプラノ：馬淵元子（特別ゲスト出演）

【日時】2021年7月11日（日）
※本公演は、2021年5月15日（土）からの延期公演となります。
タイトルを、『春の歌』から、『目覚めるそよ風』に変更しました。

第1回公演 　開演14:00 開場13:30
第2回公演　 開演16:30 開場16:00
各回70名収容のところ、限定4０名様の客席になります。

【会場】成城サローネ・フォンタナ　　
小田急線　成城学園前駅より徒歩１５分

【Program】
　L.v.ベートーヴェン 4手のための3つのマーチ作品45
　W.A.モーツァルト　クラヴィーアソナタ　ハ長調　K.330
　J.S.バッハ　武久源造編曲シャコンヌ
　F.シューベルト　楽興の時
　その他（特別ゲストによる歌曲演奏〜曲目は当日のお楽しみに）

【出演者プロフィール】
武久源造（Genzo Takehisa)
東京藝術大学大学院音楽研究科修了。音楽修辞学を研究。チェンバロ、ピアノ、オルガンを中心に、各種鍵盤楽器を駆使して、中世から現代まで幅広いジャンルにわたり様々なレパートリーを持つ。特にブクステフーデ、バッハなどのドイツ鍵盤作品では、その独特で的確な解釈に内外から支持が寄せられている。また、作曲、編曲作品を発表し好評を得ている。音楽的解釈と共に、楽器製作の過程についても造詣が深く、楽器の構造的特色を最大限に引き出す演奏が、楽器製作者たちからも高く評価されている。又、「国際チェンバロ製作家コンテスト」（アメリカ）、「国際古楽コンクール」（山梨）ほか、多数のコンクールに審査員として招かれる。これまでに1,000回以上のコンサートに出演し、４０数作品のCDをリリース。そのうち多数が、「レコード芸術」誌の特選盤となる。即興演奏でも人気を集めている。http://www.genzoh.jp

幡谷幸子(Sachiko Hataya)
京都市立堀川高等学校音楽科ピアノ専攻を経て、同志社女子大学学芸学部音楽学科ピアノ専攻卒業、同音楽学会《頌啓会》特別専修コース修了。第７回大阪国際音楽コンクールピアノ部門一般の部アブニール賞受賞。2004年大阪ザ・フェニックスホール主催「ピアノはいつピアノになったか？」シリーズ、第5回「鍵盤の上のベルカント、ショパンとオペラ」に出演。この時に演奏した1846年製プレイエル・ピアノ（山本宣夫氏修復）との出会いが、フォルテピアノに目覚めるきっかけとなる。以来、モダンピアノ、フォルテピアノによる演奏活動を展開中。モダンピアノを（故）丸山博子、スヴェトラ・プロティッチ両氏に、フォルテピアノとチェンバロを武久源造氏に、バロックダンスを岩佐樹里氏に師事。

馬淵元子（Mabuchi Motoko) 特別ゲスト・ソプラノ
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程にて音楽学(西洋音楽史)を修了。在学中より声楽を始める。2003～2006年ウィーンに留学。帰国後、シューマンの《女の愛と生涯》Op.42（於 ムジカーザ）や重唱歌曲集《スペインの歌芝居》Op.74（於 アプリコ小ホール）、イタリア・バロック二重唱（於　近江楽堂）など、ドイツ歌曲やバロック声楽を中心としたリサイタル活動を行う。最近では、ドイツ歌曲に関する記事発信など活動の幅を広げている。https://note.com/vogelsang8
声楽を誉田昭宏、ミルカーナ・ニコロヴァの各氏に師事。各種マスタークラス等にてグンドゥラ・ヤノヴィッツ（ドイツ歌曲）、故クラウディオ・カヴィーナ、木島千夏（バロック声楽）の各氏のクラスを受講した。

使用楽器：１８３０年代ゾイフェルト＆ザイトラー社製スクエア・ピアノ（ウィーン式）
（武久源造氏所有）

※出演者のPCR検査、客席と演奏者の距離、換気、消毒等、感染症対策に気を配ります。
お客様にはマスク着用、手指消毒、入り口での検温にご協力頂きます様、何卒宜しくお願い致します。