サロンに咲く花

『サロンに咲く花』（4/19）ご予約のお客様各位

4月19日に開催を予定しておりましたトラヴェルソ・デュオ《イネガリテ》の
『サロンに咲く花』公演について、お知らせいたします。

東京周辺でも新型コロナウィルスの感染が拡大してきているということが、連日報道されております。
この状況を踏まえまして、お客様やお客様のご家族の安全のため、
本公演は昼の部、夕方の部ともに延期させていただくことといたしました。

楽しみに待っていてくださったお客様には、大変申し訳ありません。
私共も、こんなときだからこそ お客様に楽しい音楽をお届けしたいと考え、
定員を大幅に減らしてはどうか、曲ごとに換気をすれば良いのではないか、等々検討しておりました。

しかし状況はよくなるどころか、日に日に緊迫度を増しているように思われます。
会場で、またはお越しになるまでの移動中にも、お客様に万一のことがあってはならないということを第一に考えまして、
このたび延期という判断に至りました。

延期後の日程は、まだ決まっておりませんが、
この状況が改善し、皆様に安心してコンサートをお聞きいただくことができるようになりましたら、
同じ企画、同じプログラムで、必ず実施したいと思っております。
その際にはまたご案内いたしますので、お越しいただけましたら幸いです。

皆様にお目にかかれる日を、楽しみにしております。
どうぞ お身体にお気をつけて お過ごしください。

トラヴェルソ・デュオ《イネガリテ》
相川郁子・野崎真弥

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18世紀前半、フランスでは流行の発信地がヴェルサイユ宮殿からパリのサロンに移っていきました。トラヴェルソ（フルート）やヴィエル（ハーディガーディ）による二重奏は、最新の音楽に身近に触れるのにちょうどよく、当時とても人気がありました。咲いたばかりの花の香りを楽しむように、人々に楽しまれたであろう二重奏を、お届けいたします。

《プログラム》
M. ドゥ・ラ・バール：2本のフルートのための組曲 第3番 ホ短調（抜粋）
J. B. ドゥ・ ボワモルティエ：2本のフルートのためのソナタ ロ短調 Op.8-5
G.P. テレマン： 2本のフルートのためのソナタ イ長調 TWV40:103
M. コレット： 2つのミュッゼットのための組曲 Op. 5-2　ほか

※ 同一プログラム 昼夕2回公演
※ 各回 限定20席。

Inégalitéトラヴェルソ・デュオ 《イネガリテ》
ブリュッセル王立音楽院古楽器科の同級生である、相川郁子と野崎真弥によるトラヴェルソ（バロックフルート）のでこぼこデュオ。二人は同音楽院で2012年より頻繁に共演してきたが、卒業・帰国などを経て2017年2月に正式にデュオを結成した。デュオ名の「Inégalité（イネガリテ）」はフランス語で「不均等、凹凸」を意味するが、フランスバロック音楽の演奏習慣の一つである「不均等奏法」を示す言葉でもある。