ぴありずむのおと（昼の部）

誰もが楽しめる『ユニバーサル・デザイン・コンサート』
「ぴありずむのおと」では、すべての人が心地よくコンサートを楽しめる空間づくりを目指しています。会場内では「あったらいいな」と思えるさまざまなサポートをご用意しています。

●聴覚サポートについて
〈補聴器・人工内耳装着者向けのサポート〉
各楽器・語り手の近くに設置したマイクを使用して、最も聴きやすいように調整した音声を直接お届けすることで、音楽の感動を、よりわかりやすくお伝えします。

1;ヒアリングループ
聴覚サポート席下に、ヒアリングループを設置します。これにより、演奏や朗読を、よりクリアに聞くことができます。
このサポートを受けるには、ヒアリングループ（Tループ）に対応した装置が必要です。現在販売されている多くの機種にはヒアリングループを聴くことができる機能が備わっていますが、事前にお使いの補聴器・人工内耳が対応しているか、また受信設定方法など取扱い説明書などで事前にご確認ください。

なお、ヒアリングループ専用のイヤホンも若干数用意しますので、補聴器をお持ちでない方でも、聴覚サポートを受けることができます。このサポートをご希望の方は、チケット購入時にご連絡ください。イヤホンは数に限りがありますので、ご希望に添えない場合があります。あらかじめご了承ください。

2；ワイヤレスシステム
さらにクリアな音質をお届けするために、FMトランスミッターによるワイヤレスシステムも導入します。事前にそれぞれの補聴器・人工内耳とのペアリングという作業が必要となりますので、ご希望される方は、チケット購入時にお申し出ください。

〈会場内で誰でも受けられるサポート〉
ステージ上では、MCや朗読などの手話通訳を行うほか、大スクリーンを設置し、字幕や映像を用いてコンサートをバックアップします

☆凛舟（特殊スピーカー）
本来は、音楽療法の一環として企図されたヨットのような形をしたスピーカーです。
今回はそのスピーカーの特性を活かして、特に高域が聞き取りにくい方向けに、
さりげなく、高域の音を中心にサポートします。

・視覚サポート・・・拡大文字プログラムの配布、ステージ上への字幕スクリーン設置、手話によるご案内があります。客席内どこからでも手話、スクリーンはご覧いただけますが、視覚サポート席は会場内前方のため、より視覚サポートが見やすいお席となります。

・車いす対応の専用スペースをご用意しています（６席）

●プログラム
～ピアノと朗読～
ドビュッシー月の光/亜麻色の髪の乙女
～ヴァイオリンとピアノ演奏～
マスネ：タイスの瞑想曲
モーツァルト：バイオリン・ソナタK.301
ピアソラ：リベルタンゴ　ほか

●出演者
ピアノと読み声 －紋音－
ピアニスト伊藤慧と、アナウンサー竹平晃子による、ピアノと読み声（朗読）のＤＵＯ。２０１８年１２月にサウンドインレーベルよりＣＤ『音と言葉の物語～ぞうのババール』をリリースしたのを機に結成。横浜音祭り２０１９「街に広がる音プロジェクト」に出演。時代を越えて伝えていきたい絵本や詩を、紋音オリジナル構成の音楽にのせてお届けします。サルビアホール・アーティストバンク登録アーティスト。

荒井章乃 （ヴァイオリン）
桐朋学園大学卒業。全日本学生音楽コンクール高校の部全国大会第１位受賞。霧島国際音楽祭にて特別奨励賞及び優秀演奏賞、霧島国際音楽祭賞受賞。第６回大阪国際室内楽コンクールピアノトリオ部門第３位受賞(日本人初の入賞)。現在、ソロ・室内楽・オーケストラ等幅広い演奏活動を行う。桐朋学園大学付属音楽教室講師。

●主催：Kぴあのカンパニー/共催：サルビアホール
●後援・協力：後援・協力：フェリス女学院大学音楽学部同窓会Fグループ/一般社団法人こどものための音環境デザイン/NPO法人ARCSHIP/
一般社団法人日本福祉のまちづくり学会 身体と空間特別研究委員会/一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会（ピティナ）/横浜音楽文化協会/（株）日比野音療研究所/東京工業大学未来産業技術研究所中村研究室/オーティコン補聴器