ランディー二～14世紀イタリアの世俗音楽～

２０２１年6月12日（土）
大森福興教会
第1回公演　開場１２：３０　開演１３：００
第2回公演　開場１５：３０　開演１６：００
休憩なしの一時間程度の公演になります。
メネストレッロ
歌・中世フィドル・中世ハープ　久保田潤子
中世フルート　前田りり子
ヴィエール　坪田一子
ギターン　佐藤亜紀子
ゲスト
中世ハープ　渋川美香里
前売り券３０００円　　当日券３５００円　
主催・お問い合わせ・チケット取り扱い
メネストレッロ　044-411-3890　 menestrello.japan@gmail.com
チケット取り扱い：古典楽器センター　03-3952-5515
プログラム
フランチェスコ・ランディー二
さあ春が来た Ecco la primavera　
私は嘆きの音楽 Musica　son
この心の苦しみ Che pene questa
残酷な運命よ Fortuna ria
純白の鳩 Una Colomba candida
涙、眼にあふれ Gram pianta agli occhi
他多数
主催：メネストレッロ

フランチェスコ・ランディーニ
１４世紀のフィレンツェで活躍した盲目の音楽家フランチェスコ・ランディーニ（ｃ.1325-1397）の名声は、作曲家のみならず歌手、詩人、オルガニストとして広くイタリアに知れ渡っており、オルガンを弾くと小鳥たちが歌うのをやめて聴きほれ、「旋律の甘美さはまるで胸から心臓を飛び出させるほど」だったそうです。同時代の大詩人ペトラルカも彼の詩を称賛しています。ほとんどの曲は３声または２声で書かれていますが、歌、フルート、擦弦楽器のフィドルやヴィエール、撥弦楽器のハープやギターンを重ね合わせることで響きは豊かに、自在に変化していきます。本公演ではそんなランディーニの魅力を余すことなくお聞かせできればと思っています。
休憩なしで一時間の公演になります。